不動明王 密教における大日如来の化身であり、如来の教えに背く者たちをその恐ろしい忿怒の形相で調伏し、 同時に背後に燃えさかる大火焔でその煩悩を焼きつくすといわれ、通常右手に剣、左手に羂索といわれるものを携えている。 日本伝統刺青においては単独か、その両脇に矜羯羅・制多迦の二童子を配したものや、この刺青画像のように龍にまたがったもの、 または不動明王が龍に変化し、剣にからみついた「具利迦羅龍」というのもよく彫られている。 comment: