軍茶利明王
不動明王を中心とする五大明王の一尊で宇宙を創造する生命力を表現した宝生如来の化身である。一般的に刺青として彫られるときは一面三目八臂だが、ごくまれに四面四臂で彫られるときもあり、手足に巻き付けられた蛇と大瞋印と呼ばれる印を結んでいるのが特徴である。もともとは軍茶利とはサンスクリット語の「クンダリー」から音訳されており「とぐろを巻くもの」といった意味がある。数ある日本伝統刺青画のなかでもひときわ異様なその姿は刺青愛好家の間でも根強い人気がある。