刺青「彫あい」日本伝統刺青/タトゥー/日本伝統刺青画像・玉取姫22-3

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刺青彫あい 日本伝統刺青

玉取姫


刺青画像・玉取姫

玉取姫

日本が唐国と交流を続けていた頃の、とある海女の物語である。
時の執権者、藤原鎌足はその勢力を隣国の唐にまで延ばす為、娘を唐の皇帝に嫁がせた。そのときに皇帝から無限の法力を備えた「霊玉」を授かった。しかし喜びも束の間、その帰り途の房前の沖まで差し掛かると、にわかに天に暗雲が立ち込め大嵐となった。そして突如として現れた龍神に「霊玉」を奪われてしまった。 鎌足は志渡の海女に、龍神からその「霊玉」を奪還してくるように命じた。海中へ潜り龍宮城まで辿り着いた海女は、龍神の隙をみて「霊玉」を取り返したが、戻りの海中で龍神の手下に追われ、その「霊玉」を自らの乳房を切り開いて中に隠した。やっとの思いで鎌足のところまで辿り着いた海女はもはや息も絶え絶えであったが、その死に際に海女の腹中から一女が生まれ落ち、鎌足の手に託された。 鎌足はその海女の子を神からの授かりものとして大切に育て、成人したその子を一族の長となった。
こうして藤原一族がその後、末永く栄えることができたのも、この「霊玉」のおかげだと言い伝えられるようになった。


 

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