菊龍
日本伝統刺青のなかでも絶大な人気を誇る「龍」は古代中国を起源とする想像上の霊獣である。その姿は首から腕、腕から腰、腰から尾までの「三停」から成り、角は鹿、頭は駱駝、耳は牛、目は鬼 ( または兎 ) 、項は蛇、鱗は鯉、腹は蛟、手の平は虎、爪は鷹、といった「三停九似」を描写の基本としており水、雲、雨を自由自在に操ることができるといわれる。日本伝統刺青においてはもちろん、あらゆる世界中の神獣のなかで最も力強く神秘的な存在であることは言うまでもない 。 ※左腕は「彫あい」の作品ではありません。